維持管理情報
ごみ処理のしくみ
焼却処理のしくみ
- 燃やすごみは、「ごみピット」に集められます。
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ごみピットの中のクレーンがごみを何度もつかんだり離したりします。これは、「ごみをよく混ぜるため」です。ごみには「紙やプラスチックのように燃えやすいごみ」と「生ごみのように燃えにくいごみ」があります。そこで、燃え方が安定するように、クレーンでよく混ぜて、焼却炉投入口へごみを入れます。1炉の焼却炉にごみを投入するのは、30分に1回程度です。
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焼却炉に投入されたごみは850℃以上で燃やされます。この熱で温度と圧力の高い(400℃、4メガパスカル)蒸気を作り出します。この蒸気は、工場の中にある『蒸気タービン発電機』へ送られ「電気」を作ります。
- ここでできた電気は、施設の中で使われるだけでなく、余った電気は電力会社へ送電しています。
リサイクル処理のしくみ
当施設では、4種類のリサイクルごみを処理します。
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不燃ごみ、粗大ごみは目視により危険な処理不適物を除去したのちに破砕機によって細かく破砕され、磁選機やアルミ選別機によって鉄とアルミとその他に選別されます。
- プラスチック製容器包装は破袋し、危険物等を人手により除去し、圧縮します。
- 缶は破袋・除袋し、異物を人手により除去し、その後磁選機とアルミ選別機により、スチール缶とアルミ缶に選別し圧縮します。
- びんは人手により色別に選別します。
これら選別回収された物は貴重な資源となります。